ユルい旅番組がじわじわ…前川清に“再ブレーク到来”のワケ

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 歌手・前川清(67)が最近なぜか“プチブレーク”中だという。欽ちゃん(萩本欽一)の番組に出ていた70年代ならともかく、普段のステージではニコリともせずに“直立不動”で歌うのが前川流。ところが最近、ファンの反応が明らかに変わってきているという。

「特にトークをするわけでもなく、無表情で歌うものだから、以前だったら前川がステージに現れても拍手が起きる程度でした。しかし、最近は前川が現れると会場のどこからともなく笑いが起きるようになっている。時には“待ってました!”なんて声がかかることもあるそうです」(興行関係者)

 きっかけになっているのは、BS朝日で毎週放送されている「ちょっとタビ好キ」(木曜午後11時半~)。もともとは12年4月から九州朝日放送で制作されていた「前川清の笑顔まんてんタビ好キ」という55分のローカル番組が原型だが、地元で徐々に話題になり、30分のショートバージョンに編集し、今年1月からBSで全国放送するや、周囲の雰囲気が変わってきたという。

「旅番組といえば普通は食べ物やお店の紹介がほとんどですが、前川の発案でそうした情報は一切捨て、主人公は地元の人たち、しかもお年寄りに限定しています。さらに一切アポなし。地元の人たちが前川を二度見して“あ、前川清だ!”とやったり、中には最後まで前川と気付かず、普通にやりとりしたり……。そんな前川の自然体が視聴者の笑いを誘い、最近のプチブレークにつながっているのです」(放送関係者)

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