“ショーンK騒動”で疑問 テレビ局「身体検査」の実態は?

公開日: 更新日:

 波紋が広がっている経営コンサルタント、ショーン・マクアードル川上氏(47)の経歴詐称問題。イケメンコンサルの“素顔”には驚いたが、それと同時に、疑いもせず番組出演させていたテレビ局にもビックリだ。コメンテーターを起用する場合、テレビ局は“身体検査”をしないものなのか。医者や弁護士などの文化人コメンテーターを多数擁するあるプロダクション幹部が言う。

「キャスティングをお願いする際は我々がタレントの経歴書を持参するわけですが、その内容について後日、テレビ局から“調べたところ、経歴は本物でしたね”と言われたことは、これまで一度もありません。つまり、プロダクションが持ち込んだ経歴書はそのままうのみにしているということです。すでに他局が使っている人を二番煎じで使う場合はなおさら疑問にも感じないでしょう。その代わり、事務所はキッチリとチェックします。特にテレビ局とつながりの深い大手プロは、ほかのタレントにも影響が及びますので、慎重に調べるはずです」

 ショーンが所属していたのはテレビというより、ラジオのDJを多く擁する事務所。ショーンもメディア露出のスタートはラジオだった。そこから、まさか経済評論まで進出するとは考えず、当初のチェックが甘かったのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束