高校時代は和風顔 ショーンK氏は経歴も名前も“全部ウソ”

公開日: 更新日:

 テレビ局は蜂の巣をつついたような大騒ぎになっている。

 テレビ朝日の「報道ステーション」やフジテレビ「とくダネ!」などにコメンテーターとして出演している経営コンサルタントのショーン・マクアードル川上氏(47)。低音ボイスとエキゾチックな顔立ちで人気の通称ショーンKの学歴詐称を発売中の週刊文春が報じている。

 ショーン氏はこれまで公式HPなどでは日本の高校を卒業後、米テンプル大で学位を、ハーバード・ビジネススクールでMBAを取得。その後、パリ第一大学に留学をしたという輝かしい学歴を掲載していたが、これが全部ウソだったのだ。同誌の取材にショーン氏は「学位はとっていない」「オープンキャンパスの中で聴講した」などと回答。「ホームページは知らないうちに間違った文章が載っていた」などと釈明しているが、見苦しいというしかない。

 しかも、詐称は学歴だけではなく、年商30億円の敏腕経営コンサルという経歴も虚偽だというから開いた口がふさがらないが、テレビでは眉間にシワを寄せて安保法制から人工知能まで“したり顔”で語っていたのだからこんな“詐欺師”をコメンテーターに起用してきたテレビ局は赤っ恥もいいところだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜・村田監督が3年前のパワハラ騒動を語る「選手が『気にしないで行きましょう』と…」

  2. 2

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

  3. 3

    マツコが股関節亜脱臼でレギュラー番組欠席…原因はやはりインドアでの“自堕落”な「動かない」生活か

  4. 4

    松井秀喜氏タジタジ、岡本和真も困惑…長嶋茂雄さん追悼試合のウラで巨人重鎮OBが“異例の要請”

  5. 5

    巨人・田中将大と“魔改造コーチ”の間に微妙な空気…甘言ささやく桑田二軍監督へ乗り換えていた

  1. 6

    5億円豪邸も…岡田准一は“マスオさん状態”になる可能性

  2. 7

    小泉進次郎氏8.15“朝イチ靖国参拝”は完全裏目…保守すり寄りパフォーマンスへの落胆と今後の懸念

  3. 8

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  4. 9

    「石破おろし」攻防いよいよ本格化…19日に自民選管初会合→総裁選前倒し検討開始も、国民不在は変わらず

  5. 10

    大の里&豊昇龍は“金星の使者”…両横綱の体たらくで出費かさみ相撲協会は戦々恐々