劇的に変化する世界のマラソン 「テレビを離れたランナー」はこれから沿道とどうつながるのか
今年も総勢7万人が参加した香港マラソン(1月18日開催)は、地元居住者限定のボーナスで知られていた。
3時間(女子は3時間半)を切った全員に1万香港ドル、約20万円! ところが、昨年から1000香港ドルに減額され、代わって、男子は大会記録(2時間9分20秒)を破った全員に1万2000米ドル(約187万円)、サブテン達成に8000米ドル、2時間11分以内に5000米ドル。女子は大会記録(2時間26分13秒)、2時間27分、2時間28分30秒達成で、同額のボーナスが設定された。
世界は素早く反応し、賞金狙いのアフリカ勢が倍増した。地元関係者は、アジア系代理人が活発に動いているという。
1月末、東京マラソン財団の早野忠昭理事長はサウジアラビアにいた。リヤドマラソンはまだ第5回だが、参加者は男女で5万人を超えた。数年前から、東京の成功を見たアラブ諸国から財団への問い合わせが多い。香港の賞金変更と同様、新たな主催者は、マラソンは少数エリートだけでなく広範な大衆の舞台という、都市構想につながる意図を抱いている。日本のお家芸も変わった--。


















