詐欺で出頭のチェ・ホンマン 母国では「笑いもの」転落人生

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 218センチの長身を生かし異種格闘技戦「K-1」などで活躍した韓国の総合格闘家、崔洪万(35)が26日夜、検察に出頭した。韓国ソウル東部地検が20日に詐欺容疑で逮捕状を請求していた。本人は27日早朝に帰宅したが、検察は今後も捜査を進め、身柄を拘束するか改めて検討するという。

「チェは2013年に交際女性に時計を買う名目で、知人から約1億ウォン(約1100万円)を借りていたが、返さなかったとして昨年2月に告訴されていました。検察からの数回にわたる出頭要求を無視したため、逮捕状が請求されるに至りました」(韓国事情通)

 チェは韓国の伝統相撲「シルム」の元横綱で、05年にK-1ワールドGP出場を経て、総合格闘技の道へ。日本でも人気を博し、テレビや映画にたびたび出演していた。

 09年ごろから試合に出なくなったが、その後は、韓国を拠点に芸能活動や飲食店などを経営。だが、現地ではたびたびトラブルを起こすことで有名だったという。

「08年に韓国の芸能事務所から2200万円の専属契約金を受け取っていたが、10回と約束されていたテレビ出演を4回しかこなさなかったため損害賠償を請求されています。11年にはソウル市内で飲食店を買い取って経営を始めたが、客だった女子大生に暴行を加えたとして書類送検された。復帰予定だった格闘技イベントの試合当日にドタキャンしたこともありました」(前出の韓国事情通)

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