「私は清原さんの信者」密売人が法廷で語った覚醒剤取引

公開日: 更新日:

 元プロ野球選手、清原和博被告(48)に覚醒剤を譲り渡した密売人・小林和之被告の初公判が27日、東京地裁で開かれた。小林被告は起訴内容を認め、清原との取引の様子を明かした。

 清原が電話で「ありますか?」と聞き、小林被告に「ひとつお願いします」と依頼するやりとり。ひとつとは「1パケット(0.6グラム)と注射器2、3本を4万円」の意味という。

 小林被告はおまけとして自分が持っていた覚醒剤もプラスして清原に譲渡。清原には仕入れた金額と同額の値段で販売し、「取引は赤字だった。私は清原さんの信者なので儲ける気はなかった」と語った。

 この日の公判には26席に対して一般傍聴券を求める309人が抽選の列に並んだ。清原の初公判は5月17日に行われる予定だ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    カーリング女子フォルティウス快進撃の裏にロコ・ソラーレからの恩恵 ミラノ五輪世界最終予選5連勝

  2. 2

    南原清隆「ヒルナンデス」終了報道で心配される“失業危機”…内村光良との不仲説の真相は?

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    「対外試合禁止期間」に見直しの声があっても、私は気に入っているんです

  5. 5

    高市政権「調整役」不在でお手上げ状態…国会会期末迫るも法案審議グダグダの異例展開

  1. 6

    円満か?反旗か? 巨人オコエ電撃退団の舞台裏

  2. 7

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  3. 8

    箱根駅伝3連覇へ私が「手応え十分」と言える理由…青学大駅伝部の走りに期待して下さい!

  4. 9

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  5. 10

    近藤真彦「合宿所」の思い出&武勇伝披露がブーメラン! 性加害の巣窟だったのに…「いつか話す」もスルー