小林麻央の乳がん 専門医は“トリプルネガティブ”を懸念

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「単刀直入に言うと乳がんです。1年8カ月ほど前に人間ドックで分かりました。(現在は)抗がん剤治療をやっております」

 夫で歌舞伎俳優の市川海老蔵(38)が9日の記者会見で明かした妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)の病状。報道陣からがんの進行状況について問われると「“深刻である”ということでひとつご理解いただきたい」と答えたが、その言葉が意味するものはあまりに重い。「1年8カ月」という月日は治療の基本である手術に向けて抗がん剤治療をする期間としては異例の長さだからだ。

 婦人科医で機能性医学専門医の「サーモセルクリニック」(東京・品川区)の斎藤糧三院長はこう分析する。

「1年8カ月という長さを考えると、“トリプルネガティブ”の可能性があります」

乳がん全体の10~15%

 トリプルネガティブとは、エストロゲン、プロゲステロン、HER2に対する受容体がない乳がんのことで、進行が速いケースが多く、抗がん剤の使用と手術で治療するのが一般的だという。

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