オール巨人 新曲ヒットも苦笑「嫁はんが紅白行かせてと」
ベテラン漫才師「オール阪神・巨人」のオール巨人(64)が先月、シングル「男の子守唄」を発売し、「オリコンデイリーチャート(演歌・歌謡曲)」初登場2位という快挙(!?)を成し遂げて話題になっている。「歌手」の肩書も持つ巨人師匠に話を聞いた。
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歌は昔から大好きで、歌手になりたいなと思ってました。漫才やってると、やりたいもんがすべて可能になっていく。警察官、歌手、力士……。「芸能人相撲取り大会」とか「一日署長」とかあるから。でも、歌手としてCD9枚も出せるとは思わなかった。
「アマゾン」(歌謡曲「売れ筋ランキング」)で1位になったこともビックリしました。おじいちゃんとかおばあちゃんが聴く曲だから、お父ちゃんとかお母ちゃんが息子や娘に「買っといて」言うて頼んでるんじゃないかと思ってます。最近はCD屋さんにCDを買いに行くという習慣がないからね。
僕は昔から歌が大好きで、(松山)千春さんはよく買ってたし、藤圭子さんのファンクラブも入ってました。時を経て、うちの娘が(藤圭子の娘の)宇多田ヒカルさんのファンクラブに入ってるので、受け継がれているなあと。そういえば、この前、CSで演歌ばっかり流れる番組を見ていたら、オレの曲が12位! でもミュージックビデオとか撮ってへんから、(CDジャケットの)写真が静止画で流れていただけでしたけどね。それ見てて思ったけど、北島三郎さん、出し過ぎやな。(ランキングの)15のうち5個くらい北島さんやったで(笑い)。