築地市場に密着1年 遠藤尚太郎監督が映画で伝えたいこと

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■製作意欲を刺激した築地のエネルギー

 初めて場内を訪れたのは2012年。流行の最先端ともいえる銀座にほど近い立地にして、「日本刀のような包丁で魚をさばく人もいる。まるでタイムスリップしたような感覚」を味わう。得体のしれない凄まじいエネルギーに心が揺さぶられ、製作意欲がかき立てられる。

 社会に出た時にはすでにバブルは崩壊し、経済も社会も沈滞ムード。にもかかわらず、「築地市場には下を向いて歩いている人がひとりもいない。皆、胸を張って歩いている。彼らの仕事に対する情熱や自信を描きたいと思ったんです」。

 29日に行われた完成披露舞台挨拶では、市場内で3代にわたって仲卸業を営んでいる島津修さんも登壇。「これから一体どうなるのか、僕らが聞きたいくらい」と不安も口にした。その一方で、「仕事に誇りをもって、日々、真剣勝負している僕らがいるところが市場になる。それだけはたしかです」と力強くも語った。

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