「スポーツと賭博」相原正道著
「スポーツと賭博」相原正道著
近年、世界的にスポーツベッティング(スポーツを対象にした賭博)が急拡大している。各国で続々と合法化され関連市場は年々拡大。2022年で市場規模は約12.5兆円に達し、30年にはその倍以上になると予測されている。
日本は先進国の中で唯一、スポーツベッティングが非合法だが、違法なオンラインカジノへのアクセスは急増。さらに、日本のスポーツ競技が勝手に賭けの対象にされ、その市場は年間、5兆~6兆円に上る。
スポーツベッティングの拡大には、ギャンブル依存症の増加、八百長や違法賭博サイトの横行など負の側面がつきまとう。
さまざまな視点からスポーツベッティングの拡大にどう向き合うべきか、違法賭博の現実とリスクにどう立ち向かうべきかを論じたスポーツコラム。
(新潮社 968円)


















