「秀吉と秀長」柴裕之著

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「秀吉と秀長」柴裕之著

 明年の大河ドラマ「豊臣兄弟!」の時代考証担当者による歴史テキスト。

 百姓の子として生まれた羽柴秀吉が、信長が討たれた後、諸勢力との戦いを勝ち抜いて天下人まで上り詰めることができたのは、補佐役として支えた弟・秀長の存在があったからこそだといわれる。彼の早すぎた死が、その後の豊臣政権の行く末に影響を与えたことも間違いない。しかし、華々しい兄の歩みに隠れ、その実像を知るための史料は多くなく、知名度のわりに分かっていないことも多いという。

 本書は、秀吉と秀長兄弟が、信長のもとでどのように台頭し、信長亡き後の政治情勢の中でどのように天下人として飛躍していったのか。兄弟の歩みをたどり、最新研究から兄を支えた秀長の功績を解き明かす。

(NHK出版 1078円)

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