「また会いたい人」になる会話のヒント
話す力・聞く力編(6)
「同じ買うならあの人から買いたい」
「お料理はおいしいんだけど、なんか偉そうで嫌な感じがするからもう行かない」
こんなふうに感じた経験、今までに一度や二度はあるかもしれませんね。商品やサービスは同じなのに、選ばれる店とそうではない店の違いはどこにあるのでしょうか。表情? 態度? もちろんそれは大きいですが、話し方や言葉の選び方も決して無視できない要素です。
「何となく感じがいい」「また行きたい」──そんな印象は、対応した人の話し方や言葉から生まれることも多く、それはやがて店や会社全体の印象へとつながっていきます。
今回は「また会いたい人」になる会話のヒントを考えてみましょう。
■話の終わりを大切に
ビジネスの場では敬語が基本。新人でまだ敬語に慣れていないうちは、話の終わりを「です・ます調」の丁寧語にするだけでも印象は良くなります。話の途中で言葉に詰まったり、多少敬語が間違っていたとしても、最後を丁寧な言葉遣いで締めくくれば、相手に敬意は伝わります。まずは、「話の終わりを丁寧に」と覚えておきましょう。

















