「時代に愛された人たち2」中野裕子著

公開日: 更新日:

「時代に愛された人たち2」中野裕子著

 中日、西武、阪神で選手として活躍し、楽天の初代監督を務めた田尾安志は、2022年に心アミロイドーシスと診断された。かつては「5年生存率が三十数%」といわれた難病である。だが、田尾は「選手としても監督としても十分やった、結婚して孫も3人、いい人生だった」と感じていた。いつ死んでもいいとすがすがしい気持ちになれたのだ。楽天の監督時代、シーズン最終戦の後、最下位だったにもかかわらず、選手が胴上げしてくれた。

「ファンの応援も温かくて最高でした」

 いい治療薬が出たおかげで、今も人生を楽しんでいる。

 ほかに、41歳のとき、ブックオフでパート勤務を始め、後に社長になった橋本真由美ら話題になった39人が人生を語る。

(論創社 2200円)

【連載】今日の新刊

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大苦戦「うたコン」がテレ東音楽祭と昭和歌謡に寄せて復活のノロシ! 矢沢永吉、井上陽水の名曲も次々と…

  2. 2

    『スマスロ ミリオンゴッド』導入から4カ月、目立つ空き台の裏でファンが期待するホールの対応

  3. 3

    巨人ベテラン坂本勇人の評価が爆上がり! 改めてクローズアップされそうな「打撃・守備以外の魅力」

  4. 4

    萩本欽一〈45〉斉藤清六を全国区にした誰も知らない裏話 “弟子入りNG”から評価を一転させたんです

  5. 5

    阪神・藤川監督「森下&佐藤輝依存」の無策露呈…極端な“外弁慶”で甲子園残り11試合が最大の鬼門に

  1. 6

    《芸能界ってなぜ『在日』を隠すの?》…中村ゆりさんがルーツを胸に「負けん気」を貫いた44年の生涯

  2. 7

    小池都知事肝いり「築地再開発」頓挫の予兆…松平定信の歴史的遺構と建築費高騰のWパンチ

  3. 8

    岸田元首相も“激怒”! 高市首相の内閣改造めぐる“パワハラ”アンケートに自民党内から非難轟々

  4. 9

    高市首相の内閣改造めぐる迷走と誤算…維新の「本命」外し“スネ傷”中司幹事長起用のウラ事情

  5. 10

    林芳正総務相は結局、留任か…高市首相が画策「内閣改造で総裁選ライバル潰し」に“白旗”