実写版“ジョジョ”成功の鍵握る 敏腕プロデューサーの評判

公開日: 更新日:

 事前のリリースには、太字でデカデカと「超大型邦画企画製作・キャスト発表会見」とだけ。監督や主演の役者はおろか、タイトルも謎のベールに包まれたままという異例の会見が28日、ザ・リッツ・カールトン東京(港区赤坂)の大宴会場を貸し切って行われた。

 製作形態も異例で、東宝とワーナー・ブラザース・ジャパンが初めてタッグを組み、共同で製作・配給というから力の入れようもハンパではない。5年以上前から構想と準備に動いていたという「超大型邦画」の正体は、人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」の初の実写映画化(漫画家・荒木飛呂彦氏原作、17年夏公開)だ。

 来年30周年を迎える長寿作を三池崇史監督がメガホンを取り、撮影の大半をスペインで敢行。いまもなお連載継続中で117巻まで出ているボリューミーな漫画だが、今作は「ダイヤモンドは砕けない第一章」という副題をつけ、日本を舞台とした第4部を描く。

 NHK朝ドラ「まれ」でブレークした俳優・山崎賢人(22)の主演をはじめ、小松菜奈(20)や岡田将生(27)、2世タレントの中でも人気急上昇中の千葉真一の息子・真剣佑(19)といった若い客層を意識した旬の役者を起用。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    夏の京都に異変! 訪日客でオーバーツーリズムのはずが…高級ホテルが低調なワケ

  3. 3

    中日ポスト立浪は「侍J井端監督vs井上二軍監督」の一騎打ち…周囲の評価は五分五分か

  4. 4

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  5. 5

    ヒロド歩美アナ「報ステ」起用で波紋…テレ朝とABCテレビの間に吹き始めた“すきま風”

  1. 6

    中日立浪監督「ビリ回避なら続投説」は本当か…3年連続“安定の低迷”でも観客動員は絶好調

  2. 7

    阪神岡田監督の焦りを盟友・掛布雅之氏がズバリ指摘…状態上がらぬ佐藤輝、大山、ゲラを呼び戻し

  3. 8

    夏休み到来! 我が子をテレビやゲーム、YouTube漬けにしない「割と簡単にできる方法」

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 10

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”