NHKメンツ丸潰れ SMAP紅白不出場ならジャニーズ枠削減も

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 やはり、SMAPは紅白に出ないのか――。発売中の女性セブンが、SMAPの“最後のテレビ出演”は12月26日放送のフジテレビ系「スマスマ」となり、NHK「紅白歌合戦」には出場しないことが決定的になったと報じている。そして現在、NHKではSMAP抜きの構成を練り直しているという。

 これまで、SMAPは紅白に23回出場していて、10~12年には3年連続で大トリを務めるなど“紅白の顔”といっていい。それが最後の最後で「出ない」となるのは、寂しすぎる結末だ。メンバー間の確執が激しく、生放送に対応できないということなのか、ジャニーズ事務所の幹部がGOサインを出さなかったということなのか理由は明確ではないが、これまで支えてきたファンには残念すぎる結果である。

 いずれにせよ、完全に“メンツ”を潰されたのはNHKサイドだろう。籾井勝人会長(73)は公の会見で2度も、SMAPにラブコールを送っている。その大号令のもと、NHKは局全体で10月末ギリギリまで、SMAP出場を打診、模索してきたのだ。

「これまでNHKがどれだけ、ジャニーズ事務所に“譲歩”してきたことか。昨年はデビュー35周年を迎え、事務所の幹部でもある近藤真彦を19年ぶりに出場させ、白組のトリも務めさせた。ジャニーズ事務所の幹部がSMAPへ解散の“花道”を作ることに否定的で、協力しなかったという情報もあるが、最も“恥をかかされた”のは『ジャニー喜多川社長に会いにいく』と張り切っていた籾井会長です。“畑違い”の芸能ジャンルに手を突っ込んだはいいが何もできず、結果的に自らの“無能ぶり”を証明してしまった」(NHK関係者)

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