ワイン党うじきつよしさん イタリアで悟った日本酒の魅力

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■イタリア人に張り合って強烈な二日酔い

 ところが、96年ごろから日本酒を飲むようになりました。あるテレビ局の「日本人女性がイタリアで婿探しをする」という企画で、10日間ほどローマからトスカーナまでロケに行ったのがきっかけでした。

 現地のコーディネーターのイタリア人がとにかくワイン好きで、ランチの時も「これがイタリア流」と言いながら水代わりに飲んでる。夜は夜で「俺の体はワインでできている」なーんて言っちゃってグイグイ。ついていけないほどピッチが速いし、量もハンパじゃない。

 それで何日目だったか、「このワインはうまいぞ、飲め飲め」に付き合いきれず、限界超えてるなって思ったから、「もう俺はいらない」って言ったら、「明日は明日のワインが待っている。遠慮するな」って……。さすがの僕も翌日はロケどころじゃないくらい強烈な二日酔い。ただ、張り合った手前、気持ち悪いのはおくびにも出さず、ニコニコしながらキャメラの前に立ちましたけどね。

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