酎ハイを55杯も…神吉宏充七段「将棋と酒は生活の両輪」

公開日: 更新日:

 師匠も私も日本酒が好きなのは、やはり灘がある兵庫県が地元やからでしょうね。それに灘の他にも、いい蔵元は多いんです。たとえば明石の江井ケ嶋酒造。ここの「神鷹」は繊細な飲み口の男酒で、ホンマ飲み飽きしませんねえ。

 こんな私がプロデュースしてるのがJ:COM、ケーブルテレビ、スカパー!、ひかりテレビでオンデマンド配信中の「将棋居酒屋おゆき」。女将に扮するのは美人で酒が強い室谷由紀女流二段。ゲスト棋士、吉本芸人、そして私がお客としてお酒を酌み交わしながら将棋談議に花を咲かせてます。タイトルは室谷二段の「由紀」と師匠の大ヒット曲「おゆき」から。

 収録に欠かせないのが秋田の銘酒「福小町」ですわ。ここの大吟醸は世界的に権威のあるIWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)で12年に最優秀賞チャンピオン・サケに選ばれただけあって実においしい。ついつい飲み過ぎてしまうのが玉にキズで、収録が終わる頃には皆、ヘロヘロになってます。

 自分が飲みたいから番組作ってるんじゃないかっていわれてますけど、まさにその通り。将棋は人としての生き方の鍛錬でもあるんですが、お酒を楽しみながら将棋の面白さを伝えられ、人生も語れる。これほど愉快なひと時はありません。私にとって将棋と酒は、日々の生活の両輪ですからね。

■プロデュース&出演「将棋居酒屋おゆき」
 オンデマンドサービス「将棋プレミアム」で配信中! 視聴は会員制の有料で、申し込みは「将棋プレミアム」のウェブサイトから。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    創価学会OB長井秀和氏が明かす芸能人チーム「芸術部」の正体…政界、芸能界で蠢く売れっ子たち

  4. 4

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  2. 7

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  3. 8

    葵わかなが卒業した日本女子体育大付属二階堂高校の凄さ 3人も“朝ドラヒロイン”を輩出

  4. 9

    後藤真希と一緒の“8万円沖縄ツアー”に《安売りしすぎ》と心配の声…"透け写真集"バカ売れ中なのに

  5. 10

    結局、「見たい人だけが見るメディア」ならいいのか? 「DOWNTOWN+」に「ガキ使」過去映像登場決定で考えるコンプライアンス

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  4. 4

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  5. 5

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  1. 6

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  2. 7

    維新・藤田共同代表にも「政治とカネ」問題が直撃! 公設秘書への公金2000万円還流疑惑

  3. 8

    35年前の大阪花博の巨大な塔&中国庭園は廃墟同然…「鶴見緑地」を歩いて考えたレガシーのあり方

  4. 9

    米国が「サナエノミクス」にNO! 日銀に「利上げするな」と圧力かける高市政権に強力牽制

  5. 10

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性