視聴率低迷の「直虎」を救う 高橋一生と海老蔵のハマリ役

公開日: 更新日:

 一事が万事で、桶狭間の戦いで敗れた今川義元(春風亭昇太)もナレ死で終わった。その一方で、直虎(柴咲)と元婚約者の直親(三浦春馬)、井伊家の目付役(高橋一生)による幼馴染み同士の切ない恋模様が丁寧に描かれるもんだから、ラブコメ大河などと揶揄する声も上がっている。

「ダイナミックな戦のシーンが割愛されているぶん、スタンダードな戦国時代モノとは言い難い。物足りないと嘆かれる大河ファンの気持ちはよく分かります。直親の妻(貫地谷しほり)や今川家の人質にして松平家に嫁いだ直虎の旧友(菜々緒)との女同士のやりとりやいざこざが活写されるなど、脚本・演出ともに人間ドラマにおもきを置いた作品ですが、直虎が女城主となったこれからは政治的な描写が必然と多くなる。いまをときめく俳優・高橋一生演じる政次の真の狙いが明らかになるシーンも見どころですし、織田信長には市川海老蔵が扮する。演じずともオレオレ親方気質のエビ様はハマリ役であり、一体どう魅せてくれるのか。家康役を好演中の阿部サダヲに加え、財政難の井伊家を助ける豪商役のムロツヨシが登場すれば物語に深みが増すでしょうし、しぶとく生き残った今川氏真(尾上松也)の末路はどのように描かれるのか。注目すべきシーンがたくさんあります」(前出のペリー氏)

 脱落するには、まだまだ早そうだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    森保Jの悲劇的敗戦を分析…本気のブラジルに「コマ不足」「勝てるチャンスなし」「延長なら複数失点」

  2. 2

    ドジャース大谷翔平"血だらけ中指”の原因はマメじゃない? 日米のメディアの事実誤認

  3. 3

    維新が血道上げる「外来特例廃止」で重篤高齢者が見殺しに…医療費「原則3割」は入り口に過ぎず

  4. 4

    森保監督は“海外流出”、佐野海舟・鈴木彩艶・上田綺世はビッグクラブ移籍か…W杯32強敗退でもバラ色の人生が

  5. 5

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  1. 6

    橋本環奈に近日ゴールイン説が再浮上…破局説も流れた中川大志と表参道デート&高級パジャマ

  2. 7

    阪神・高橋遥人79年ぶり10連勝も…完全試合右腕が提言「配球を捕手任せにするな」

  3. 8

    面従腹背ばかりの自民が狙うは高市首相の“自滅”か…野党ガン無視の審議強行で「国会破壊」真の思惑

  4. 9

    女性皇族“軽視”の「皇室典範改正案」閣議決定 大炎上の中曽根弘文氏「愛子さま発言」に油をそそぐ

  5. 10

    「テレ東音楽祭」で歌詞が飛んだ「TRF」YU-KIに視聴者ビックリ! SAMの助け舟で何とか“復旧”のヒヤリ