大卒サラリーマンの初任給が3万円の時代に月給300万円

公開日: 更新日:

綱木 当時、楽器は弾けても譜面を読める人が少なかったけど、僕らは初めて見た譜面でもすぐに演奏できたから重宝されたのだと思います。

江木 アイドルはお揃いの派手な衣装を着ていたけど、綱木さんたちはスーツにサラリーマンみたいな髪形で黙々と弾くだけ。僕らを生意気だと思っていたでしょう。

綱木 バックバンドは目立たないことがポリシー。ブルコメは楽器の職人タイプが揃っていたので逆に顔を見せるのが恥ずかしく、下を向いてギターを弾いていました。

江木 それがGSブームに乗ってあっという間にスターの主役になった。ずいぶん僕らの人気をもっていかれましたよ。

綱木 やはり“ブルー・シャトウ”のヒットが大きかった。150万枚ぐらい売れた。レコード大賞も取りましたしね。

江木 今回、歌名がタイトルのコンサート。グループ名は忘れても歌は忘れない。それほど凄い歌ですよね。

綱木 亡くなった大ちゃん(井上大輔)が大半の曲を作りましたが、この曲は聴いた瞬間に僕はヒットすると思いました。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態