創業来初の赤字転落ホンダはスズキの猛追をかわせるか 世界販売はわずか12万台の差
2025年度の国内自動車大手の世界販売は、トヨタ自動車が1047万7000台(前年度比2%増)と過去最高を更新、6年連続で世界一を維持した。ホンダは343万9000台(同8.6%減)、日産自動車は315万9000台(同4.2%減)だった。
ビッグ3を猛追、今期世界販売331万9000台(同2.4%増)と日産自動車を追い抜き3位に躍進したのがスズキ。2位のホンダに12万台差にまで迫った。
日産自動車は、26年3月期決算で6500億円の赤字と、2年連続の赤字見通しを発表した。だがさらに驚いたのは、ホンダが昨年8358億円の黒字から今期決算で6900億円の赤字見通しを発表したことだ。1957年の上場以来初の赤字となる。
直接の原因は、新型EV3車種(ゼロシリーズ)などの開発、発売中止などに伴う資産処理で最大2兆5000億円の損失計上をしたこと。3月12日にEVシリーズの開発・生産中止を発表したが、さらに2週間後、ホンダがソニーグループとの折半出資で22年に設立した「ソニー・ホンダモビリティ」が開発中の新型EV「アフィーラ」の開発中止を発表した。アフィーラはすでに予約販売が始まっていた。佃モビリティ総研の佃義夫代表が語る。


















