バルタン星人→金妻→トレンディードラマ?
「金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて」(1985年/TBS系)
電電公社が民営化でNTTとなった1985年。阪神フィーバーに沸いたこの年は、新聞に「ポコチン」という4文字が堂々と毎週のように出ていた年でもある。火曜夜9時にTBS系で放送されていた「毎度おさわがせします」。
スーパーアイドル・ミポリンになる前夜、当時14~15歳の中山美穂が“Aカップのツッパリ少女”を演じ、思春期の“性”にストレートに切り込んで中高生男子に大人気。サブタイトルに例の4文字が多用されたこのドラマは、1月から3カ月、お茶の間に気まずさを振りまいた。
さらに同じ年の12月に第2シーズンが始まり、年またぎで翌年3月まで放送される、いろんな面で今では考えられない編成だった。紅白の裏でも普通にレギュラー回をやって視聴率8%を超えたんだから、凄い。ある意味、この年の代表的ドラマと言ってもいい。男子中高生が夢中になる一方で、親世代は眉をひそめていたのだが。
そして、その親世代が夢中になっていたのは、不倫を描いた“金妻”だった。83、84年とTBS系金曜夜10時枠で放送され、この年は「金曜日の妻たちへⅢ・恋におちて」。当時の東京の新興住宅地を舞台に繰り広げられる30代後半から40代のオトナの恋模様。


















