たけしMCでも…フジ「27時間テレビ」盛り上がらないワケ

公開日: 更新日:

 これまでの27時間テレビは生放送が主体で、全国の系列局が総力を挙げて制作してきたが、今年は“全社一丸”の雰囲気はまるでなし。放送内容の大半は生放送ではなく、事前に収録した番組を流す予定だ。これで、果たして視聴率が取れるのか。局内にはすでにあきらめムードが漂っているという。

「27時間テレビはもともと、日テレの『24時間テレビ』に“対抗”するような形で始まった番組です。それなのに、収録したものをぶっ続けで放送する意味はあるのか。しかも、収録に時間を取られたため、放送日が9月にずれ込んでしまった。7月や8月にやらないと、日テレに対抗する意味がありませんよ。社員からは『どうせ歴史を扱うなら“院政”を扱ってほしい』という声も漏れています」(フジテレビ関係者)

 たけしが院政の歴史をなぞって、フジの日枝久前会長をブッタ斬るなら、見てみたい気もするが……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発