たけしMCでも…フジ「27時間テレビ」盛り上がらないワケ

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 来月9日にフジテレビで放送される「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。総合司会のビートたけし(70)と進行役の関ジャニ∞村上信五(35)が制作発表の会見を行ったのだが、何ともしらけたムードが漂っている。それもそのはず、フジのお家芸だったバラエティー色は鳴りを潜め、歴史を扱った教養的な番組になるからだ。

 今年で31回目を迎える同番組に一体、何があったのか。

「フジテレビサイドが、これまでの27時間で数々の伝説をつくってきたたけしなら何とかしてくれるだろうと考えた結果、このような形になってしまった。“キャスティングありき”という今のフジを象徴するような番組作りです。しかも、本当はたけしはこの仕事をやりたくなかった。低迷する今のフジでいい番組が作れるわけがないからです。そこで、たけしサイドは自分が好きな“歴史モノ”を扱うなら、司会を受けてもいい――とムチャクチャな要望を出した。どうせ、フジは受け入れないだろうと思っていたら、あっさりオッケーしてきた。ギャラも破格のようです」(芸能プロ関係者)

■局内もあきらめムード

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