たけしMCでも…フジ「27時間テレビ」盛り上がらないワケ

公開日: 更新日:

 来月9日にフジテレビで放送される「FNS27時間テレビ にほんのれきし」。総合司会のビートたけし(70)と進行役の関ジャニ∞村上信五(35)が制作発表の会見を行ったのだが、何ともしらけたムードが漂っている。それもそのはず、フジのお家芸だったバラエティー色は鳴りを潜め、歴史を扱った教養的な番組になるからだ。

 今年で31回目を迎える同番組に一体、何があったのか。

「フジテレビサイドが、これまでの27時間で数々の伝説をつくってきたたけしなら何とかしてくれるだろうと考えた結果、このような形になってしまった。“キャスティングありき”という今のフジを象徴するような番組作りです。しかも、本当はたけしはこの仕事をやりたくなかった。低迷する今のフジでいい番組が作れるわけがないからです。そこで、たけしサイドは自分が好きな“歴史モノ”を扱うなら、司会を受けてもいい――とムチャクチャな要望を出した。どうせ、フジは受け入れないだろうと思っていたら、あっさりオッケーしてきた。ギャラも破格のようです」(芸能プロ関係者)

■局内もあきらめムード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態