地方に力を 西川貴教が語る「イナズマロック」誕生秘話

公開日: 更新日:

 28歳で個人事務所を設立し、会社経営のキャリアは20年になる。これほどの実績と知名度を築いたミュージシャン西川貴教(46)でも業界的にはまだ若手だそう。

■“中間管理職”の難しさ

「音楽業界は『ライフシフト』ではありませんが、人生100年時代に向けた働き方をしている職場かもしれません。レコード会社の方以外は基本的にフリーランスの技術者集団なので、70代、80代の先輩たちが元気で現場にいます。最近は子供の頃に僕をテレビで見ていました、なんて言ってくれる平成世代もいて、その分、世代間ギャップも多々あります。昭和世代は直接伝えない若者に不満を感じ、若手は若手で『さっきリプライ(返信)したじゃないすか、効率悪くないすか?』と言う。僕はどちらの意見もわかるんだけど、間をとるのが難しい、まさに中間管理職です。

 とはいえ、LINEは非常に便利ですね。グループ一斉送信で伝え漏れも解消されるし、携帯でどこからでも指示が出せる。僕のスケジュールもみんなが把握して調整してくれるので、効率的に仕事ができています。おかげでジムから出るとスタッフに拉致られて承認や決裁事項を求められることも多々ありますが(笑い)」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阿部巨人が今オフFA補強で狙うは…“複数年蹴った”中日・柳裕也と、あのオンカジ選手

  2. 2

    巨人エース戸郷翔征の不振を招いた“真犯人”の実名…評論家のOB元投手コーチがバッサリ

  3. 3

    参院選中に参政党「排外主義カルト」の実態をマトモに報じなかった大手メディアの生ぬるさ

  4. 4

    「時代に挑んだ男」加納典明(29)名門芸術系高校に進学も...「よくあれで卒業させてくれたと思います」

  5. 5

    参政党旋風のシンボルさや氏をめぐるナゾが芸能界にも波及…CDデビュー、レーベルはどこ?

  1. 6

    玉木代表は会見のらりくらり…国民民主党が“激ヤバ”女性議員の「選挙違反」ウヤムヤ決着を狙うワケ

  2. 7

    巨人無残な50億円大補強で“天国から地獄”の阿部監督…負けにお決まり「しょうがない」にファン我慢限界

  3. 8

    「さやお母さん」爆誕…“神谷ガールズ”が参政党の躍進を支えるも目標「20議席」は未達

  4. 9

    巨人がどれだけ憎くて憎くて仕方がなくても、「さすがは長嶋じゃ!」となってしまった

  5. 10

    帰ってきた阪神の“Gキラー”に巨人は戦々恐々…完封含む16イニング連続無失点の苦い記憶よぎる