ジャニーズ“若頭補佐”に 滝沢秀明が踏み出した幹部への道

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 元SMAPメンバー3人の独立、滝沢秀明(35)と今井翼(35)の「タッキー&翼」のデビュー15周年での活動休止と続くなか、ジャニーズ事務所の人事、とりわけ幹部人事の行方が芸能界で取り沙汰されている。ジャニーズの内情に詳しい関係者が言う。

「副社長のメリー喜多川の娘の藤島ジュリー景子派と、SMAPを率いた元チーフマネジャーの2大勢力の争いは、メリーが元チーフマネジャーを追い出して決着。以降、ジュリー派が後継として事務所の実権を掌握しています。ジャニーズの場合、経営陣にタレントが絡んでくる。業界では、ジャニーズをヤクザ組織になぞらえる見方があり、東山紀之が若頭、オジキが近藤真彦。次の世代を担う若頭補佐とみられているのが滝沢で、今回の活動休止によって滝沢は大幹部への道を確定させ、その一歩を踏み出したともっぱらなんです」

 今井とのデュオ「タッキー&翼」活動休止の背景には、滝沢と今井の不仲などが報じられているが、広告代理店のイベントプロデューサーはこんな見方をする。

「興行として集客を見込めないからではないでしょうか。この2人で新曲をリリースしても、シングルCDランキングで初登場1位を狙えるところまではいかない。コンサートをやっても、ドームは満員にできないだろうし、日本武道館でも不安が漂う。ただし、それぞれソロで、小規模の舞台や公演をやれば日生劇場であれ新橋演舞場であれ、興行として十分に成り立つ。この2人のファン、とくに滝沢ファンは上品というか、公演中に何度も劇場に通ったりはしないのですが、1回は静かに見ようという女性が多いんです。滝沢をソロにすることでジャニーズは活動の幅を広げさせたいのでしょう」 

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