書評家解説 たけし「アナログ」は又吉「劇場」と何が違う

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 ちょっと気になるのは、ヒロインがありえないぐらい包容力があって完璧すぎる点。けれど、又吉作品のみならず「泣けるドラマ」のほぼ全てがそれに当てはまることを考えると、男のロマンスに“菩薩ヒロイン”は必要不可欠なんだろう。いつの時代も男性は甘えん坊らしい。

▽くらもと・さおり 1979年、東京生まれ。「週刊金曜日」書評委員、「小説トリッパー」クロスレビュー担当のほか、「週刊新潮」「FRaU」で書評コラム連載中。

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