一発屋にあらず プロも認めた「にゃんこスター」の将来性

公開日: 更新日:

 フリーから晴れて大手事務所「ワタナベエンターテインメント」への所属が決まった。「キングオブコント2017」準優勝に輝いた男女コンビのにゃんこスターアンゴラ村長、スーパー3助)。

 大会に照準を合わせコツコツとネタ作りをしてきたであろうライバルたちを尻目に、今年5月にコンビを結成したばかりのこの2人は、一瞬、悪ふざけをしているかのような芸を披露した。

 歌に合わせ、縄跳びをしたりフラフープを回したり。最後にはコンビ名を叫んで締めるという一発屋風情だったが、さにあらず。お笑い評論家のラリー遠田氏は「非常に伸びしろを感じる」と続ける。

「顔芸に動きをつけてバカバカしさで笑いを誘う基本中の基本の芸。お決まりの伝統芸ゆえ大コケする可能性もはらんでいたのですが、きちんと成立させたのはツッコミのスーパー3助のうまさにあった。アンゴラ村長はキャラクターとしての可愛らしさとブサイク過ぎない容姿が絶妙。グラビアの仕事も舞い込んでくるのではないでしょうか。しかも、実は早大卒のインテリで、会社員と二足のわらじをはく異色の経歴の持ち主でもある。2人とも腕と話題性があり、活躍しそうな予感がします」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    福原愛が再婚&オメデタも世論は冷ややか…再燃する「W不倫疑惑」と略奪愛報道の“後始末”

  2. 2

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  3. 3

    「五十年目の俺たちの旅」最新映画が公開 “オメダ“役の田中健を直撃 「これで終わってもいいと思えるくらいの作品」

  4. 4

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 5

    国民民主党・玉木代表「ミッション・コンプリート」発言が大炎上→陳謝のお粗末…「年収の壁」引き上げも減税額がショボすぎる!

  1. 6

    どこよりも早い2026年国内女子ゴルフ大予想 女王候補5人の前に立ちはだかるのはこの選手

  2. 7

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  3. 8

    「M-1グランプリ2025」超ダークホースの「たくろう」が初の決勝進出で圧勝したワケ

  4. 9

    「核兵器保有すべき」放言の高市首相側近は何者なのか? 官房長官は火消しに躍起も辞任は不可避

  5. 10

    楽天が変えたい「18番は田中将大」の印象…マエケンに積極譲渡で“背番号ロンダリング”図る