辺見えみりは母娘でバツ2 “離婚も遺伝”を評論家に聞いた

公開日: 更新日:

「日本では、結婚したカップルは何があっても一生添い遂げるべきだという古い価値観が残っています。相手の嫌なところは我慢して、自分を押し殺してでも家庭を守ることが大事だという考えですね。そんな文化の中で育ってきた子供は、なかなか離婚に踏み切れません。婚姻関係を維持してきた両親は猛反対するでしょうし、『離婚をするのなら親子の縁を切る』と言われることまであります。でも、親が離婚をしていれば、『別れるなんてとんでもない!』とはなりません。むしろ離婚に共感して、新しい一歩を踏み出すことを応援してくれたりする。離婚へのハードルは当然、低くなります」

 その結果、親子で離婚を経験することも、珍しくはなくなるわけだ。

「我慢して家庭を守るのは、人生をあきらめるのと同じ。幸せになることを自ら放棄しています。離婚する人は、わがままかもしれませんが、よく言えば、人生をあきらめない人。夫、あるいは妻のせいで不幸になっているなどと被害者意識を抱えながら過ごすのではなく、自分の力で生きていこうとしているのです」

 そんなふうに考えるところは、遺伝かもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃