椿鬼奴への愛だけは本物 グランジ佐藤貫く“クズ夫”の矜恃

公開日: 更新日:

 椿鬼奴(45)の旦那であるお笑い芸人・グランジ佐藤(38)の酒とギャンブル好きは有名で、芸人たちからの借金を平気で踏み倒すなどクズエピソードには事欠かない。

 3年前の鬼奴との結婚後は少しは更生してるのかと思いきや、先日バラエティー番組「志村の夜」に出演した鬼奴は大御所志村けんの前で「全然治ってない。家に現金を置いてあると全部使ってしまう」と嘆いていた。

 そんな変わらないクズ男・佐藤の本音をうかがえる場面に遭遇した。とある夜の西麻布交差点。信号待ちしている佐藤の横にはテレビ局社員とおぼしき業界人がいた。立ち話にもかかわらず次々と企画の話をする業界人に対して、佐藤はこう答えていた。

「すいません。それは無理です。妻に失礼ですから」「それも妻が可哀想なので、お断りします。ホントにすいません」――。

 企画の内容までは分からなかったものの、おそらく鬼奴をだますドッキリか何かだろう。佐藤は毅然とした態度で、「妻に失礼」「妻が可哀想」を繰り返していた。

 せっかくのテレビ出演のチャンスでも、妻を侮辱することにつながりそうな仕事はしない。どんなにお金にだらしがない佐藤でも、捨てられたら困る妻への愛だけは本物だった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  2. 2

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  3. 3

    契約最終年の阿部巨人に大重圧…至上命令のV奪回は「ミスターのために」、松井秀喜監督誕生が既成事実化

  4. 4

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  5. 5

    ドジャースが村上宗隆獲得へ前のめりか? 大谷翔平が「日本人選手が増えるかも」と意味深発言

  1. 6

    「日中戦争」5割弱が賛成 共同通信世論調査に心底、仰天…タガが外れた国の命運

  2. 7

    レーダー照射問題で中国メディアが公開した音声データ「事前に海自に訓練通知」に広がる波紋

  3. 8

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  4. 9

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  5. 10

    巨人が現役ドラフトで獲得「剛腕左腕」松浦慶斗の強みと弱み…他球団編成担当は「魔改造次第」