再出発も…オフィス北野が抱える「軍団」という不良債権

公開日: 更新日:

■「たけし軍団だから心配」の声

 つまり、たけし軍団は一部を除いて森社長の下、オフィス北野で心機一転、再出発というわけだ。古参の枝豆は「大丈夫! たけし軍団ですから」と意気軒高。鉄の結束を誇る軍団の巻き返しに期待する声もあるのだろうが、業界内では「たけし軍団だから心配」という声の方がより説得力を持つはずだ。

 そもそも、オフィス北野は大黒柱であるたけしの離脱とともに、30余人いた社員を全員解雇して規模を縮小して再起を図ることを明らかにしている。しかしながら「これまでが好待遇だった反動で給与など条件面が下がりすぎて、残る社員は5人もいないのでは」(芸能関係者)とも。これでは適切なマネジメントなど不可能に近い。

 更にいえば、一連の騒動でたけし軍団がかつてないほど注目されはしたが、軍団メンバー自体のタレント性が増したわけでも仕事が増えたわけでもない。だいたい軍団がたけしに頼らずとも自前でカネを稼げる売れっ子集団ならば、こんな騒動にはなっていないのである。つまり、問題は何も解決していないどころか、状況は悪化。いや、お先真っ暗なのである。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が社長「TOKIO-BA」に和牛巨額詐欺事件の跡地疑惑…東京ドーム2個分で廃墟化危機

  2. 2

    遠野なぎこさんか? 都内マンションで遺体見つかる 腐乱激しく身元確認のためDNA鑑定へ

  3. 3

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  4. 4

    ドジャース大谷翔平に「不正賭博騒動」飛び火の懸念…イッペイ事件から1年、米球界に再び衝撃走る

  5. 5

    “過労”のドジャース大谷翔平 ロバーツ監督に求められるのは「放任」ではなく「制止」

  1. 6

    酒豪は危険…遠野なぎこが医学教授に指摘された意外な病名

  2. 7

    今度は井ノ原快彦にジュニアへの“パワハラ疑惑”報道…旧ジャニタレが拭い切れないハラスメントイメージ

  3. 8

    TOKIO解散劇のウラでリーダー城島茂の「キナ臭い話」に再注目も真相は闇の中へ…

  4. 9

    近年の夏は地獄…ベテランプロキャディーが教える“酷暑ゴルフ”の完全対策

  5. 10

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去