芸能プロもテレビ局も 女子大生ブランドに触手伸ばす狙い

公開日: 更新日:

 新垣結衣(29)、長谷川京子(39)らが所属する芸能事務所「レプロエンタテインメント」が現役女子大生部門「CAMPUS ROOM」を設立。先日、都内でお披露目会見を行った。

 キャスターやリポーターとしての活動を中心に、将来的にはテレビ局のアナウンサーや女優、タレントへの転身を目指して設立。お披露目された10人は、日本テレビ系「ZIP!」に出演している青山学院大3年生の高嶋望和子(21)、ファッション誌「JJ」の専属モデルで慶応義塾大4年生の近藤カコ(21)ら。

 この女子大生部門が設立された背景には、同社の新たなビジネス展開があるようだ。

「ズブの素人から新規のタレント開発をするのは時間もお金もかかる。それでも手塩にかけて育てたあげく、能年玲奈から改名した女優ののんや幸福の科学に出家した清水富美加のようなケースもあるからプロダクション経営は難しい。その点、女子大生タレントは卒業までの期間限定。人気が出れば今年、日テレに入社した元乃木坂46の市來玲奈のように民放キー局に採用されるパターンもある。テレビ局側もタレント経験があって即戦力の女子大生タレントを女子アナに採用する傾向が強くなっています」(テレビ関係者)

 事務所とテレビ局、双方にメリットがある戦略のようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    「二股不倫」永野芽郁の“第3の男”か? 坂口健太郎の業界評…さらに「別の男」が出てくる可能性は

  3. 3

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  4. 4

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  5. 5

    坂口健太郎に永野芽郁との「過去の交際」発覚…“好感度俳優”イメージダウン避けられず

  1. 6

    大手家電量販店の創業家がトップに君臨する功罪…ビック、ノジマに続きヨドバシも下請法違反

  2. 7

    板野友美からますます遠ざかる“野球選手の良妻”イメージ…豪華自宅とセレブ妻ぶり猛烈アピール

  3. 8

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  4. 9

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  5. 10

    自民党総裁選の“本命”小泉進次郎氏に「不出馬説」が流れた背景