職業=山田孝之 ビジネスでも旋風の裏に独自人脈と観察眼

公開日: 更新日:

 俳優としては、2001年からのNHK連続テレビ小説「ちゅらさん」シリーズでお茶の間に知られて以降、映画「電車男」に「クローズZERO」「闇金ウシジマくん」と、幅広い役柄をこなしてきた山田。テレビ東京からのオファーに対して、「僕はやりたい仕事であれば、局や放映時間帯は全く問いません。詳しい話を聞かせて下さい」とすぐに呼応したといったエピソードがいくつもある。芸能プロデューサーの野島茂朗氏はこう言う。

「山田の自由で独創的な生き方には、親族にお手本が大勢いて、その影響も大きいように見えます。ふたりの美人姉は同じ芸能界にいて、ひとりが格闘技も得意な女優・椿かおり、もうひとりが元ファッションモデルでプロダクション社長兼歌手のSAYUKI。仕事へのストイックな姿勢や、ひとつのところにとどまらずに活動していくスタイルはこの姉たちにも同じものを感じます。山田は『新宿スワン』や『ウシジマくん』を演じる際に歌舞伎町のホストや飲食店経営者に会い、プライベートでも飲みに行くなどして、そのしぐさや目つきまでを参考に役づくりしていました。ビジネスでも、実際に多くの経営者らと会い、幅広い人脈を構築することで、独自のアイデアや実行力を身につけていっているのでしょう」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

    小室圭さん年収4000万円でも“新しい愛の巣”は40平米…眞子さんキャリア断念で暇もて余し?

  2. 2
    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

    メジャー29球団がドジャースに怒り心頭! 佐々木朗希はそれでも大谷&由伸の後を追うのか

  3. 3
    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

    若い世代にも人気の昭和レトロ菓子が100均に続々! 製造終了のチェルシーもまだある

  4. 4
    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

    巨人にとって“フラれた”ことはプラスでも…補強連敗で突きつけられた深刻問題

  5. 5
    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

    長渕剛の大炎上を検証して感じたこと…言葉の選択ひとつで伝わり方も印象も変わる

  1. 6
    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

    「天皇になられる方。誰かが注意しないと…」の声も出る悠仁さまの近況

  2. 7
    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

    「監督手形」が後押しか…巨人入り目前から急転、元サヤに収まった真相と今後

  3. 8
    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

    東京15区補選は初日から大炎上! 小池・乙武陣営を「つばさの党」新人陣営が大音量演説でヤジる異常事態

  4. 9
    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

    高島彩、加藤綾子ら“めざまし組”が大躍進! フジテレビ「最強女子アナ」の条件

  5. 10
    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず