視聴率15%の快挙 TV界を席巻する「一茂」ブームの背景|日刊ゲンダイDIGITAL

視聴率15%の快挙 TV界を席巻する「一茂」ブームの背景

公開日: 更新日:

 長嶋一茂(52)がテレビ界で旋風を巻き起こしている。

 情報番組からバラエティーまで出ずっぱり。25日に出演した「ザワつく!一茂良純ちさ子の会」(テレビ朝日系)の平均視聴率は15.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区=以下同)を叩き出す快挙。最高視聴率は一茂が富士山登山について語っていたシーンで16.6%を記録したというのだ。

 一茂はこの番組の直前に放送していた「あいつ今何してる?」(同)にも出演しており、こちらは12.3%を記録。新視聴率男といって申し分ないリッパな数字である。

 もはや若者世代は一茂がミスター長嶋の子息であることすら認識していないのだろうが、なぜ番組では“言いたい放題”極まりなく、ときに傍若無人にも見える一茂がテレビで大人気なのか。「まず、ゆとりでしょうね」と芸能リポーターの城下尊之氏はこう言う。

「恵まれた環境に生まれ育ったことによる生来のゆとりはもちろんのこと、守りに入らなくてもいい精神的なゆとりが一茂さんにはあると思います。プロ野球選手を引退されて、芸能界に入った1年目で(稼ぎが)億を超えたことを明らかにされていますが、凄いのは、いつ仕事がなくなってもおかしくないのが芸能界だと認識されて不動産や株やファンドで資産運用し、それだけで家族が食べていくには十二分な額を稼いでしまったということ。もともと天然キャラで、つくりがない分、テレビで面白がられ、出演オファーが倍増していったのです」

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