地上波より魅力的?「AbemaTV」のダウンロード数は3000万

公開日: 更新日:

 のん(25)の「あまちゃん」以来となるドラマ出演が先週、発表された。事務所独立騒動後、初だから「ついにドラマに登場!」と話題だ。といっても、地上波ではなく無料電話やメッセージでお馴染みLINEのLINEニュースが作って配信する連ドラである。「LINEがドラマ?」と中高年にはわけがわからないが、月間利用者数は6300万人(LINE発表)らしく、のん主演で利用者のどのくらいが見るか注目される。

 今やテレビはネット配信され、パソコンやスマホでも見る時代。映画やオリジナル番組が見放題の有料もの、地上波の局がやっている見逃し番組が見られる無料のものをはじめ多々あるが、インパクトがあったものでは元SMAPの3人が出た「72時間ホンネテレビ」で成果を上げた「AbemaTV」だろう。16年の開局からアプリのダウンロードが3カ月で500万。1年で約1500万、2年をすぎたあたりで3000万(AbemaTV発表)。

 これは地上波には驚きの数字。その数がみんな見るとは思えないが、この増加率でいくと20年には6000万で日本人の半数が1つのネット局を見られる環境になる。「テレビを持ってない若者が見てるだけ」と小バカにはできない。あるネットテレビの会員は16%が50歳以上という数字もある。ミドルにも浸透しつつあるようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因