保釈の吉澤ひとみは実刑を免れられない? 弁護士に聞いた

公開日: 更新日:

 飲酒運転でひき逃げをした「モーニング娘。」の元メンバー、吉澤ひとみ容疑者(33)が26日東京地検に起訴され、27日午後に原宿署から保釈された。保釈保証金を300万円を納付したという。

 白いブラウスに黒い長いスカートで同署前に姿を見せた吉澤被告は深々と頭を下げ、「被害者の方々に深くお詫び申し上げます。この度は誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。さらに深く頭を下げると、ワンボックスカーに乗り込んで同署を後にした。

 飲酒、スピード違反、信号無視、ひき逃げと“4重苦”の吉澤被告。昨年9月に都内の交差点でワゴン車と衝突する事故を起こした“前科”もある。判決はどうなるのか。

「おそらく実刑判決を受けるでしょう」と言うのは交通事故の裁判に詳しい谷原誠弁護士だ。

「最近は交通事案に対する判決が厳しくなっているため、これだけ罪が重なると『法律を順守する意識が希薄』として悪質とみなされ、実刑になると思われます。その場合、禁錮もしくは懲役刑で、期間は1年未満だと考えられます」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    米倉涼子“自宅ガサ入れ”報道の波紋と今後…直後にヨーロッパに渡航、帰国後はイベントを次々キャンセル

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    彬子さま三笠宮家“新当主”で…麻生太郎氏が気を揉む実妹・信子さま「母娘の断絶」と「女性宮家問題」

  4. 4

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  5. 5

    ヤクルト池山新監督の「意外な評判」 二軍を率いて最下位、その手腕を不安視する声が少なくないが…

  1. 6

    新型コロナワクチン接種後の健康被害の真実を探るドキュメンタリー映画「ヒポクラテスの盲点」を製作した大西隼監督に聞いた

  2. 7

    違法薬物で逮捕された元NHKアナ塚本堅一さんは、依存症予防教育アドバイザーとして再出発していた

  3. 8

    大麻所持の清水尋也、保釈後も広がる波紋…水面下で進む"芋づる式逮捕"に芸能界は戦々恐々

  4. 9

    “行間”を深読みできない人が急増中…「無言の帰宅」の意味、なぜ分からないのか

  5. 10

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発