依存症疑われる吉澤ひとみ 芸能界引退で「断酒」できるか

公開日: 更新日:

 酒気帯び運転とひき逃げの罪で起訴された元「モーニング娘。」の吉澤ひとみ被告(33)。保釈された28日の夜、所属事務所は芸能界引退を発表したが、気になるのは吉澤が酒をガマンできるのかだ。

 2008年に警察庁の委託で行われた免許停止・取り消しの処分者を対象にした調査によると、飲酒運転違反者のうち、約4人に1人がアルコール依存症の疑いがあったという。吉澤は事故前、「缶酎ハイ3杯と焼酎のソーダ割り2杯を飲んだ」と報じられている。ソーダ割りはジョッキの半分が焼酎で、缶酎ハイはアルコール度数が9%だったというから、アルコール依存症の疑いがある。

 吉澤のブログを見ると、誕生日に日本酒がプレゼントされていたり、沖縄旅行で泡盛パーティーを開いていたり。仲間内でも“酒豪”として有名だったようだ。酒を一滴も飲めなかった3週間の留置場暮らしはさぞつらかっただろう。吉澤は断酒できるのか。聖路加国際病院内科名誉医長で「西崎クリニック」院長の西崎統氏がこう言う。

「(一般論として、アルコール依存症の人は)誘惑があったら再び飲酒をしてしまう可能性が高く、よほどのことがない限り治療することは難しい。(断酒するための)施設に入るなど、環境を大きく変えていくことが大切で、半年から1年かけてお酒を断っていく必要があります」

 果たして、吉澤の〈未来はWow Wow Wow Wow〉となるか――。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」