視聴率苦戦も…山口紗弥加が初主演ドラマで開花させた魔性

公開日: 更新日:

 "ゲスい"週刊誌記者が、弱みをつかんで脅したはずの美人マネジャーの逆襲に遭い、失禁、土下座して許しを乞う…山口紗弥加(38)主演ドラマ「ブラックスキャンダル」(日本テレビ系=木曜夜11時59分)の第4話(25日放送)のワンシーンだ。

 山口といえば、1990年代の"アイドル女優"から始まり、2000年代に入ると存在感のあるバイプレーヤーとしてドラマに出ずっぱり。そんな売れっ子の山口が意外や、芸歴24年にして初主演のこのドラマで、繊細かつ迫力の演技を見せ、業界関係者の注目を集めている。

「所属事務所社長の息子との結婚を目前に、身に覚えのない不倫スキャンダルによってすべてを失った女優が整形し、名前も変えてマネジャーとなり、関係者に復讐していくというストーリー。芸歴24年で"魔性"を増した山口にドンピシャ。開花した感がありますね」(テレビ誌ライター)

 テレビコラムニストの亀井徳明氏もこう口を揃える。

「第1話では、袴田吉彦が"枕営業"に喜々とするドラマプロデューサー役で登場。ラストには80年代の人気ドラマ『ザ・ハングマン』ばりの"公開処刑"で、ネット上も『かっこいい!』などと盛り上がっていました。暗めの画面の中でなまめかしくほほ笑む山口が、美しくも不気味です」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    【時の過ぎゆくままに】がレコ大歌唱賞に選ばれなかった沢田研二の心境

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    国分太一との協議内容を“週刊誌にリーク”と言及…日本テレビ社長会見の波紋と、噴出した疑問の声

  5. 5

    衆院定数削減「1割」で自維合意のデタラメ…支持率“独り負け”で焦る維新は政局ごっこに躍起

  1. 6

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  2. 7

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  3. 8

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  4. 9

    立花孝志容疑者を追送検した兵庫県警の本気度 被害者ドンマッツ氏が振り返る「私人逮捕」の一部始終

  5. 10

    京浜急行電鉄×京成電鉄 空港と都心を結ぶ鉄道会社を比較