竹内まりや“充実の秋” デビュー40周年で辿り着いた現在地

公開日: 更新日:

 デビュー40周年のシンガー・ソングライター竹内まりや(63)が意気軒高だ。約4年ぶり、通算43枚目となるシングル「小さな願い」をリリースし、11月23日からは初のドキュメンタリー映画「souvenir the movie」が公開される。2014年に開催した33年ぶりの全国ツアーなど、ライブ映像を中心にしたもの。夫で、音楽でも二人三脚を続ける山下達郎(65)の伴奏で歌い、デュエットでハーモニーを響かせる姿は往年のファンにはたまらないはずだ。

 1978年にデビューし「SEPTEMBER」「元気を出して」「駅」などのヒット曲を世に送り出してきた竹内。2016年には実家である島根県出雲市の老舗旅館「竹野屋」のオーナーとなったことが分かり、歌手活動休止と伝えられていたが、「これからも私らしい音楽を探しながら歌い続けていきます」とのコメントをこのほど発表し、東京新聞のインタビューではこんな胸中を語った。

「人間の良い部分を信じる方が楽しくて面白い。すべての生き物は死へ向かうからこそ好奇心を失わず、目を輝かせる人でいたい」

 新曲では大好きな人の幸せを祈る歌詞をつづり、「自分より人の幸せを祈るのは、年を重ねた証しかも。歌のテーマがぐっと広がってきました」としている。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ヤクルト村上宗隆と巨人岡本和真 メジャーはどちらを高く評価する? 識者、米スカウトが占う「リアルな数字」

  2. 2

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  3. 3

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  1. 6

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  2. 7

    豊作だった秋ドラマ!「続編」を期待したい6作 「ザ・トラベルナース」はドクターXに続く看板になる

  3. 8

    巨人・岡本和真の意中は名門ヤンキース…来オフのメジャー挑戦へ「1年残留代」込みの年俸大幅増

  4. 9

    悠仁さまは東大農学部第1次選考合格者の中にいるのか? 筑波大を受験した様子は確認されず…

  5. 10

    中山美穂さんが「愛し愛された」理由…和田アキ子、田原俊彦、芸能リポーターら数々証言