BTSと東方神起は紅白落選…TWICEだけが残ったワケ

公開日: 更新日:

「第69回NHK紅白歌合戦」の出場歌手が14日、発表された。最大の注目は徴用工問題や、原爆Tシャツ問題で揺れに揺れている韓国勢の動向だ。

 2011年には「東方神起」「KARA」「少女時代」の3グループが出場した韓国勢だが、翌12年は、竹島問題の影響で出場者はゼロ。前回の二の舞が懸念されていたが、結果的に9人組ガールズグループのTWICEが当選した。BTSは原爆Tシャツ問題の当事者だけに落選は理解できる。しかし、東方神起の落選は不可解だ。

 日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏が言う。

「TWICEにはモモ、サナ、ミナの日本人3人が所属。『グローバル・ガールズグループ』としての特色、意味合いが強く、韓国色が薄い。そのため、原爆Tシャツ問題などの影響をダイレクトに受けることがなく、視聴者からの反発も少ないと予想されます。また、10代、20代のファンが多く、NHKが取り込みたいファン層と一致しているため、視聴率の起爆剤として期待されているのではないでしょうか」

 一方、落選した東方神起は昨年から今年にかけて全国5大ツアー公演を行い、78万人を動員。6月には日産スタジアムで3日間の公演で22万人を動員した。15年から兵役で活動を2年間、中止していたとは思えないほどの活躍ぶり。どうして落選したのか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因