“原爆Tシャツ”波紋のBTS 「紅白落選」の影響と隠れた本音

公開日: 更新日:

「第69回 NHK紅白歌合戦」の出場歌手が14日、同局で発表され、“原爆Tシャツ”“ナチス帽”問題で波紋を呼んでいる韓国の7人組男性グループ「BTS」(防弾少年団)は大方の予想通り、落選した。

 日本のメディアは「BTS落選」と騒いでいるが、当事者のBTSにとっては痛くも痒くもないはずだ。

 BTSは13日から全国4都市9公演のドームツアーをスタートした。ツアー公演のチケットはいずれも完売で、約38万人を動員予定。先行販売で4500円した「公式ライトスティック」などのグッズも飛ぶように売れていて、ひっくるめると100億の売り上げが見込まれるという。ドーム公演終了後も、ガンガン稼ぐつもりらしい。

「BTSは今回の騒動と関係なく、世界中から出演オファーが殺到しています。すでに日本でも、来年度のスケジュール調整が水面下で行われているようです。BTSのファン層は10代、20代の若い女性が多い。高齢の視聴者が多い紅白に落選しようがしまいが、BTSの人気には全く影響はありません」(日韓芸能ジャーナリストの吉岡斗志氏)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ