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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

MJら大物を揶揄し…クインシー・ジョーンズの醜い炎上商法

公開日: 更新日:

 ポールのベースラインを分析して、その緻密さや革新性を称賛する向きはこれまでにあっても、真正面からヘタクソ呼ばわりとは聞いたこともない。リンゴやMJにしても、いきなり足をすくうような悪口による暴露話である。

■「炎上→謝罪」にはその先があった

 インタビューを読んだ人々が憤慨するのも無理からぬことだ。

 加えて、ドナルド・トランプ大統領を「あっぱれなバカ」、娘で大統領補佐官のイバンカのことを「上品なろくでなし」と形容したことも批判を浴びた。一国のリーダーとその家族であり仕事上のサポーターをバカ呼ばわりしたのだから致し方なかろう。

 さすがに、これにはネットユーザーのみならず業界関係者からも非難が集中。6人いる娘たちからも呼び出されて叱られてしまったとジョーンズは言い、とどのつまりSNSで長文の謝罪を公表する羽目になってしまった。

 ところが、その先がまだあった。今年で85歳になるジョーンズは、誕生日に合わせてドキュメンタリー映像が公開されると発表したのだ。こんな不誠実な炎上マーケティングは許せないとばかりに、さらに話題をさらった。

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