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井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

MJら大物を揶揄し…クインシー・ジョーンズの醜い炎上商法

公開日: 更新日:

 明石家さんまが仕事上の信条として言う「丸裸にならない」「品良く、上品に」は、あらかたの炎上事案はこのどちらかを守らなかったがゆえに起きたと断言してもよいほどに、大事なネットリテラシーのツートップである。ただ、わざと丸裸になり、下品に振る舞うことで注目を引く炎上マーケティングも実際にあるだけにややこしい。

 リテラシーへの逆張りとマーケティングがない交ぜになったケースとして参考になるのは、アメリカの大物ミュージシャンでありプロデューサーであるクインシー・ジョーンズの炎上事件だ。日本語ではネット版の「ローリングストーン」であらましが、同じくネット版の「GQ」で同様の話を読むことができる。

 問題とされた主な内容は、ビートルズポール・マッカートニーとリンゴ・スターはヘタクソだった、マイケル・ジャクソン(MJ)に整形を問いただしたら体質で仕方ないと言い訳をした、さらにはドナ・サマーの曲からパクって「ビリー・ジーン」のサビを作曲したなど、自分が仕事で関係したことがある著名な同僚や後輩たちに関するエピソードだ。

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