芸は盗むもの 田原俊彦からタッキーに受け継がれる“伝統”

公開日: 更新日:

 その裏にあった、タレントの努力には、あまりスポットが当てられていない。

 12月5日、少年隊錦織一清はTBSラジオ『たまむすび』で、田原俊彦の『悲しみTOOヤング』(81年発売)を流した後、合宿所で寝食を共にした先輩について話した。

〈ものすごく練習する人なんです。それ見て、僕も刺激を受けたんですけど。(新曲の)振り付けをもらった夜から明け方まで、ずっと鏡の前で、ずっと自分のモノになるまで練習が必要だ、とずっとやる人でしたね。何も考えずに動けるようになるまで、慣らして動けるようになるまではやらなきゃいけないんだと僕は教わったから、トシちゃんに〉

 田原は自らの努力について語ることがないため、間近にいた人間にしかわからない逸話だ。

 錦織にもこんなエピソードが残っている。A.B.C-Zの戸塚祥太が雑誌の連載で、事務所の人から聞いた錦織の合宿所時代について綴っている。

〈仕事が終わって帰ってきたら、疲れてるからすぐ休みたくなるだろう? でも錦織くんは皆が寝静まってもずっと鏡の前で踊っていて。俺達もときどき付き合ったけど、「もう十分でしょ」って思っても、錦織くんは「衣装によって見え方が変わるから」って、半袖から長袖に着替えて、そこからまたひたすら踊り続けていた〉(『ダヴィンチ』14年7月号)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    東大出身の小林政調会長は日本史を学ぶべき「2600年以上続く男系継承」は歴史なのか神話なのか…皇室典範改正で浮かんだ疑問

  2. 2

    松尾雄治さん(1)ゴルフ場で意識を失う…「気が付いたら病院のベッドでした」

  3. 3

    国民も気づき始めた皇室典範改正のおかしさ 「愛子天皇」潰しに抗議する市民デモが国会を取り囲む?

  4. 4

    麻生太郎が「皇室典範」改正を急ぐ理由は…“日本会議の30年の集い”に間に合わせたいから

  5. 5

    今も続く「皇室典範」は出来の悪い法律…男の側に不妊の原因を求める発想がなかった時代の産物だ

  1. 6

    不振続く和久田麻由子「news LOG」 M!LK曽野舜太の出演は「毒まんじゅう」か「良薬」か

  2. 7

    高市首相は今の天皇や上皇が嫌で嫌でならない 保守派のホンネは天皇制「崇拝」ではなく「衰退」

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    麻生副総裁への飛び火を防ぐため? 福岡県議会の議長ポスト金銭授受疑惑に自民党本部の後手

  5. 10

    新垣結衣は芸能界から引退するのか? 相次ぐCM降板と夫・星野源の紅白連続出場ストップの余波