中日が異例の呼びかけ 野球選手・芸能人サイン転売の実態

公開日: 更新日:

「サインを売らないで」――。中日ドラゴンズが転売目的で選手にサインを求める動きがあるとして「このような行為には決して及ばないようお願いいたします」と呼びかけた。選手のファンサービスを制限することも視野に入れているという。

「現在、選手は沖縄でキャンプ中。このキャンプで転売が目立つようになりました。ユニホームなどにサインすると、すぐにネットで転売されるのです。こうした利益目的がエスカレートしたら、選手がサインしたくなくなることも考えられるので呼びかけを行いました」(中日広報部)

 オークションサイトを見ると、4日の午前中に「松坂大輔 2019 直筆サイン キャンプ限定 ユニホーム」が1円で出品され、5日午後7時に1万9000円の値がついていた。ユニホームは6000円(税込み)だから出品者の儲けは大きい。

 サインの転売は芸能界でも問題になっている。西川貴教は転売目的の人に苦言を呈するツイートを投稿。あるグラドルは「宛名は書かないで」とサインを求められたことを明かした。ベテラン芸能マネジャーが言う。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    横浜とのFA交渉で引っ掛かった森祇晶監督の冷淡 落合博満さんは非通知着信で「探り」を入れてきた

  2. 2

    複雑なコードとリズムを世に広めた編曲 松任谷正隆の偉業

  3. 3

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  4. 4

    ドジャース内野手ベッツのWBC不参加は大谷翔平、佐々木朗希、山本由伸のレギュラーシーズンに追い風

  5. 5

    「年賀状じまい」宣言は失礼になる? SNS《正月早々、気分が悪い》の心理と伝え方の正解

  1. 6

    国宝級イケメンの松村北斗は転校した堀越高校から亜細亜大に進学 仕事と学業の両立をしっかり

  2. 7

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  3. 8

    維新のちょろまかし「国保逃れ」疑惑が早くも炎上急拡大! 地方議会でも糾弾や追及の動き

  4. 9

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  5. 10

    【京都府立鴨沂高校】という沢田研二の出身校の歩き方