沢尻エリカ復調の兆し 再結成「沢尻会」の意外な顔ぶれ

公開日: 更新日:

 最近、沢尻エリカ(33)の“露出”が急増している。今月22日から5夜連続で放送されるテレビ朝日開局60周年記念ドラマ「白い巨塔」では主人公・財前五郎(岡田准一)の愛人役を演じ、9月公開の映画「人間失格 太宰治と3人の女たち」(松竹系)では小栗旬が演じる太宰の愛人役を務める。

 さらに来年のNHK大河ドラマ麒麟がくる」では織田信長(染谷将太)の正室・帰蝶(濃姫)を演じる。先月行われた制作発表でNHK側は、沢尻について「濃姫の“気高く気が強い”“意志が強く美しいイメージ”からキャスティングしました……」と説明。それを聞いた沢尻は目に薄っすらと涙を浮かべ、「(女優)20周年にしてやっと大河に出演することができました。本当にうれしく思います」と噛み締めるように語った。

 無理もない。2007年に映画「クローズド・ノート」のプロモーションの席でコメントを求められて「別に……」とふてくされたようにコメントして大バッシングを浴びてからの沢尻は不遇の連続だった。あの騒動の2年後には所属事務所を解雇され、テレビの露出は大幅に減った。失ったのは仕事だけではない。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因