天覧演芸で美智子さまから「秋」と「子守歌」のお題を

公開日: 更新日:

 寄席で落語以外の芸を色物という。漫才、講談、奇術、太神楽(曲芸)、音曲などがそうで、紙切りもそのひとつである。林家正楽は毎日のように寄席の客席から注文を取り、どんなものでも短時間で切ってしまう。その技術はまさに名人芸と言える。

 今回は正楽の話にまつわる作品を連日掲載するのでお楽しみいただきたい。まずは令和に入って増えた注文の話から。

「4月1日から『新元号』という注文が増えましたね。そこで菅官房長官が発表した場面を切りました。令和という文字を入れて。それと、新天皇の即位の儀式とか天皇皇后両陛下という注文もあります。おそれ多くもお姿を切らせていただきました。実は皇室の方々とは面識があるんですよ」と4年前の新聞記事を見せてくれた。産経新聞の「皇室ウイークリー」という連載記事中、正楽が東宮御所において皇族に紙切りを披露したことが報じられている。

「当時の皇太子ご一家が、前年傘寿を迎えられた美智子さまと天皇陛下を東宮御所に招いた際に呼ばれました。落語家と一緒でなく、あたしだけ。昼食会の前に出演して、美智子さまから『秋』と『子守歌』というお題を頂きました」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 2

    Snow Man佐久間大介が城西国際大学メディア学部映像芸術コースで培った“強力な武器”

  3. 3

    中丸雄一「アパ密会」から2年で“冠番組”…禊は済んでも「元のポジション」には戻れないワケ

  4. 4

    バナナマン日村が簡単に復帰できそうにない「もう1つの理由」…レギュラー11本抱える人気者のジレンマ

  5. 5

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  1. 6

    反町隆史「GTO」は視聴率3%台に…同じ“復活作”でも「プラダを着た悪魔2」と明暗分けた大きな違い

  2. 7

    伝説の『アメリカ横断ウルトラクイズ』来年復活へ 番組を取り巻く環境の激変で日テレに突きつけられた課題

  3. 8

    菊池風磨はジャニー喜多川氏の“推薦”もあって慶大総合政策学部に進学 仕事の合間に1日10時間の猛勉強

  4. 9

    不倫問題の西武・源田壮亮に同情が集まる意外なワケ…妻・衛藤美彩の“幸せアピール”に疲れ果てた?

  5. 10

    「VIVANT」は観光客を呼べる! ロケ地巡りビジネスが大繁盛

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    趣里「大空港」視聴率好調も評価は伸び悩み…父・水谷豊「相棒」後継への期待と“日本的な弱点”

  2. 2

    2026年夏の甲子園は「不作」を通り越して“凶作”…プロスカウトが指摘する異変の原因

  3. 3

    ヤンキースの「横浜・織田翔希獲得プラン」をスッパ抜く! キーマンに挙がる“日本人実業家”の名前

  4. 4

    夏の甲子園投手 プロ注目の4人をスカウト「ガチ評価」最注目の横浜・織田翔希には“意見”割れる

  5. 5

    スマスロ『L戦国乙女5』は前評判での「覇権台」が裏目に…ユーザーの厳しい意見に今後のホールの対応は?

  1. 6

    北島三郎(2)2018年に次男が急逝「息子だけど、音楽の、とても良い仲間でもあった」

  2. 7

    佐藤輝明「三冠王」なら年俸いくら? メジャー流出阻止へ阪神が用意する破格の条件

  3. 8

    徳川光圀(1)水戸黄門は全国漫遊などしていない 主に出かけたのは江戸と領地の往復

  4. 9

    働かない高市首相がお盆休み満喫…4日間「終日公邸」おこもり、いよいよ剥がれる“鉄の女”のメッキ

  5. 10

    消費税政局なんてありゃしない 誰も高市早苗を引きずり降ろせない歯がゆさと暗澹