TV局に「元SMAP使うな」ジャニーズ事務所“圧力”の裏の傲慢

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「公取委は2カ月ほど前から調査していて、事務所に“注意”を出したのはジャニー喜多川社長が亡くなる1週間ほど前のこと。注意は命令、警告よりは軽いものの、こういう事態が続くと独禁法違反になるという意味です」(マスコミ関係者)

 ジャニーズ事務所に公正取引委員会が踏み込んだ。元SMAPのメンバーで現在は別事務所に所属する稲垣吾郎(45)、草彅剛(45)、香取慎吾(42)の3人に対して、ジャニーズ事務所がテレビ局に3人を起用しないよう要請。公取委は独禁法違反につながりかねない状況が確認できたとしてジャニーズを注意したと関係筋の話として報じられ大騒ぎになっている。

 これまでジャニーズを辞めたら干されるというのは業界では「定説」として語られてきた。それが公取委の調査で裏付けられたわけだ。ジャニーズ事務所は公式サイトで「弊社がテレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして行政処分や警告を受けたものでもありません。とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」と苦しい言い訳を発表したが、元SMAPの3人をテレビで「使うな」「出すな」と言外ににおわせていたことは事実のようだ。

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