独立リーグ出身そうすけ 野球と芸人の“二重生活”振り返る

公開日: 更新日:

■体力、経済的に苦しくてプロを引退、ピン芸人に

 NPBと違って独立リーグは年齢制限がないので、四国アイランドリーグplusのトライアウトを受けました。約10人のうち僕以外は17~25歳かな。練習中、僕は子供とキャッチボールしている感じでした(笑い)。受かった4人に僕も入れて、愛媛マンダリンパイレーツが獲得してくれました。球速は高校の時より落ちたけど、草野球を続けて投球技術はかなりアップしたと思います。

 お給料は……10万円いかないくらいです。年間七十数試合。移動は四国の中をバスで往復5時間とか。お金がないので、泊まりの日はないんですよ。

 前期と後期の間は1~2カ月空くので、お笑いの仕事をやる。野球のモノマネしてるか、本物の野球やってるかの日々。

 愛媛の方々からは「なんで40歳の選手をとるんだ」「客寄せパンダか」とみられてましたけど、シーズン途中から温かく見てくれるようになり、チームは優勝しましたし、「来てくれてありがとう」と言ってもらえた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    【速報】髙橋光成がメジャー挑戦へ!ついに西武がゴーサイン、29日オリ戦に米スカウトずらり

  3. 3

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    大接戦パV争いで日本ハムがソフトBに勝つ根拠…カギを握るのはCS進出に必死の楽天とオリ

  1. 6

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  2. 7

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔

  3. 8

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    総裁選前倒し訴え旧安倍派“実名OK”は3人のみ…5人衆も「石破おろし」腰砕けの情けなさ