独立リーグ出身そうすけ 野球と芸人の“二重生活”振り返る

公開日: 更新日:

 野球選手のモノマネで人気になった芸人、そうすけさん(43)。3年前には独立リーグで本物の野球選手となったが、野球と芸人の二重生活はかなり苦しく……。

  ◇  ◇  ◇

 小、中学からプロ野球選手を目指していて、高校は帝京高校へ。1つ先輩にセンバツ優勝投手で巨人などプロでも活躍した三沢(興一)さんがいまして、強かった時期です。

 中学までは僕より球が速い投手は見たことなかったけど、新入生投手のほとんどが僕より速かった。ある練習試合で投げた時、フォアボール3つ出した後に、満塁本塁打を打たれちゃって。試合中なのに、監督にユニホーム脱がされて「もうベンチに入るな」と言われた(笑い)。それで野球が怖くなり、芸人を目指しました。

 事務所のオーディションに受かって芸人になり、その3カ月後にはフジテレビのレギュラー番組をいただいて、「簡単じゃん」と勘違いしちゃった。その番組が2クールで終わった後が地獄でしたね。7年間は仕事がなく、いろんなアルバイトをしました。新築のマンションにユニットバスを運んで取り付ける肉体労働や、コンサート会場の警備員とか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束