土曜の夕方に「ドラえもん」家族での視聴習慣は根づくのか

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 後番組は、深夜帯で人気の「マツコ&有吉 かりそめ天国」。裏番組で10%以上稼ぐ「爆報!THEフライデー」(TBS)や「NHKニュース7」と数字を争うことになるが、「マツコも有吉も人気のピークは過ぎたのでは」(前出のテレビ業界関係者)なんてシビアな意見もある。

 いずれにせよ、金曜日の夜を心待ちにしていた子どもたちにとっては、“大人の思惑”なんてどうでもいいだろう。

「ちょっとドライすぎる感じがしますね」と、コラムニストの桧山珠美氏はこう続ける。

「子どもの塾通いを理由に放送枠を移動させるのも、不思議です。そもそも、中学受験などで本格的に塾に通い出すのは小学4年生あたりから。『ドラえもん』や『しんちゃん』の視聴者は、もう少し幼いでしょう。子どものためというのなら、アニメの枠を移すのではなく、増やせばいい。“損して得取れ”ではありませんが、テレビ離れといわれる今こそ、子ども向けのコンテンツを強化し、将来の視聴につなげていく必要があると思います。それに土曜日の夕方というのも、どうでしょうか。出かけている家族も多いですよ」

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